ごあいさつ
ここは『三楽生会』(さんがくしょうかい)のホームページです。
今、日本では、毎年多くの方が、自殺で亡くなっています。平成10年から23年まで、14年連続で年間3万人を超える方が自殺で亡くなり、昨年は27,766人(警察庁ホームページ
平成24年の月別の自殺者数について(12月末の速報値) より)の方が、自殺で亡くなりました。
三重県でも、384人(同警察庁ホームページより)の方が、自殺で亡くなりました。
今まではタブー視されてきた自殺に関する事実も、国や地方自治体、民間団体の取り組みによって、どんどん公表されるようになってきました。しかしながら、まだまだ自殺に対する偏見があったり、自殺が個人の問題だけではなく社会的な問題であることが知れ渡っていなかったりします。
また、「死にたい」と思った時、寄り添ってくれる相談場所などは少しずつ増えてきましたが、問題が解決しても「生きたい」と思えない、生きがいを持つ事が出来ない人も、少なくありません。
そして、同じようにタブー視され、人知れず、人間の勝手な都合だけで殺処分されている動物たち。かけがえのない『いのち』は、人も動物たちも同じはず。人と動物たちが、共に歩んでいけるようになれば、きっともっといい社会になる。そのために、まずは三重県を元気にしていきたい、そう思っています。
様々な要因で自ら命を絶たざるを得なくなる状況に追い込まれなくて済むように、生きていたいと思える社会になるように、三楽生会は、次の4つの活動を行っていきます。
1.自殺の正しい知識の理解・普及を進め、様々な社会資源が連携できる体制を構築し、
三重県の自殺対策の推進に寄与します。
2.「どこに相談したらいいか分からない」「身内や友人には相談できない」など、困りごとの相談をお聞きし、
適切な窓口を紹介・同行するなどして、その問題の解決方法を一緒に考えます。
3.「かけがえのない存在」を認めあえるよう、人も動物も、共に生きていることを実感出来るような機会を作ります。
4.「生きたい」「生きるって楽しい」と思えるような、元気な三重県となるような企画を実施します。
自殺対策や動物愛護というと、「重たくて自分には出来ない」と思って避ける人がいる一方、「自分の身を削ってでも頑張らなければ」と限界を超えて取り組もうとする人もいます。
ですが、出来る事なら、その中間というか、自分でできる範囲でいいと思います。そして、続けていく事。
三楽生会のモットーは
『出来る事を、出来る範囲で、出来る限り長く続ける』です。
出来ない事は出来ないですし、無理をしては自分も辛くなります。しかし、短期間でどうにかなるような事ではないと思います。自分に出来る事を、コツコツと、積み重ねていきましょう。
一緒に三重県で、かけがえのない大切な『あなた(いのち)』と共に、歩んでいくために。
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